研究課題
基盤研究(B)
本研究は、古くからの謎である「ウナギ血清毒」の解明を目指す。ウナギ血清毒は、摂取や接触により下痢、嘔吐、皮膚炎などの症状を引き起こすことが知られているが、ウナギ血清毒遺伝子は見つかっていない。本研究は、申請者が世界に先駆けて単離・精製に成功したウナギ血清毒を調べ、その作用機序を明らかにすることにある。「毒薬変じて薬となる」ということわざがあるように、ウナギ血清毒の研究を深化させ、人類の健康の増進に寄与する可能性を引き出すことを目指す。