利他的動機に基づく食品購買行動への変容に向けた国際比較研究

• 研究課題/領域番号: 25K02106
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分41010:食料農業経済関連
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 中谷 朋昭 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (60280864)
• 研究分担者: 氏家 清和 筑波大学, 生命環境系, 准教授 (30401714) ; 佐藤 赳 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (30756599) ; 佐野 友紀 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (10965031)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円); 2028年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円); 2027年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円); 2026年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円); 2025年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
• キーワード: 食品購買行動 / 利他的消費 / プラネタリーヘルス

研究開始時の研究の概要

本研究では、ニュージーランド、バングラデシュ、日本の3カ国を対象として、各国の消費者が持つ食生活に対する認識を明らかにし、他者や将来世代を慮った利他的動機に基づく消費行動への変容可能性を探る。これら3カ国は、経済発展の段階だけでなく、歴史や社会文化的背景が大きく異なるため、それぞれ独自の食生活を形成してきた。各国の消費者意識調査と購買履歴データを活用することで、多様な評価軸に基づいて食生活変容の実行可能性を探り、途上国の健康改善や国際的な環境負荷低減につながる方策の提供を試みる。