研究課題
基盤研究(B)
トマトにおいて、食感は、食味・機能性とともに重要な品質構成要素である。また、食感は、細胞壁多糖類の一種で、食物繊維としての機能性を持つペクチンの含量や分解によって影響される。しかしながら、トマトにおいて、食感やペクチン代謝がどのような要因によって影響されるか、ペクチンによって食感が影響されるかは明らかにされていない。そこで本研究は、トマトの食感を好ましくデザインする基礎的知見を得るため、食感とペクチン代謝に影響を及ぼす要因を明らかにし、食感やペクチン含量を予測するための数理モデルの開発を目的とする。