研究課題
基盤研究(B)
近年、伴侶動物の腫瘍疾患に対しても高度医療が求められるようになり、分子標的薬や免疫療法などの新規開発が急務である。網羅的解析技術の発達により動物のがんにおいても治療標的分子の同定が可能となったが、対応する分子標的薬がなく治療への応用が進んでいない。本研究では動物用抗体薬の高機能化の検討を行ってその作製技術の確立を目指す。その実証として、高機能型抗体を用いたがん免疫療法の有用性を臨床研究により検討する。