研究課題
基盤研究(B)
我々は、多能性幹細胞因子と考えられていたZfp281というタンパク質に、心筋細胞への強力な転換促進作用があることを発見した。さらに予備実験から、このタンパク質がマウスにおける心臓の発生に必須であり、さらにヒトの心臓疾患に関連する重要な因子と相互作用することがわかった。本研究では、皮膚細胞から心筋細胞を作るリプログラミング技術と遺伝子改変マウスを用いて、Zfp281を中心とした心臓形成の新しい仕組みを解明する。また、心疾患に関連する遺伝子変異を持つマウスモデルを作製・解析することで、ヒト疾患発症の仕組みを明らかにし、新たな治療法開発の基盤を構築する。