エンドサイトーシス経路におけるTGN-エンドソームシステムの基本原理の解明

• 研究課題/領域番号: 25K02229
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分43030:機能生物化学関連
• 研究機関: 東京理科大学
• 研究代表者: 十島 二朗 東京理科大学, 先進工学部生命システム工学科, 教授 (00333831)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 14,170千円 (直接経費: 10,900千円、間接経費: 3,270千円); 2027年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円); 2026年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円); 2025年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
• キーワード: エンドサイトーシス / エンドソーム / TGN

研究開始時の研究の概要

エンドサイトーシスは細胞外の物質を細胞内へと取り込む機構である。エンドサイトーシスにおける小胞の細胞内への取り込み機構は生物種間でよく保存され、その分子機構もよく研究されている。これに対して、取り込まれた積み荷が初期/選別区画を介して標的区画へ輸送される機構は生物種によって異なり、不明な点が多い。出芽酵母はエンドサイトーシス研究の優れたモデル生物であり、哺乳類細胞や植物細胞の両方の特徴を合わせ持つ。本研究では、出芽酵母を用いて積荷物質の選別輸送機構を遺伝学的手法およびイメージング解析により明らかにし、異なる生物種間に広く備わる「TGN-エンドソームシステム」の基本原理の解明を行う。