研究課題
基盤研究(B)
本研究では、ゼブラフィッシュ幼魚を用いて姿勢制御神経回路網の解明を進める。具体的には、(1)トランスジェニック技術を用いて特定の細胞種をラベリングし、(2) 独自開発した対物レンズ回転式顕微鏡を用いたカルシウムイメージングを行い、(3) 細胞種選択的破壊法と行動解析を駆使して研究を進める。これにより、体の傾き情報がいかにして内耳から中枢内で処理され、最終的に脊髄運動ニューロンを制御して姿勢制御が行われているか、についての神経回路網の全貌を解明する。