研究課題
基盤研究(B)
発達期の自発活動に関する研究は、近年急速に進展を遂げている。これまで、大脳皮質の発達における自発活動の重要性や、視床皮質投射の形成における胎生期の自発活動の役割が明らかにされている。重要なことに、発達期自発活動は同期性を示し、その後、非同期パターンに遷移する。しかし、自発活動の同期性の重要性は不明のままである。また、発達期自発活動を制御する細胞種としてオリゴデンドロサイトに着目した研究は皆無である。さらに、小脳発達における自発活動の役割については、ほとんど解明されていない。本研究では、これらの未解明な問題に答えを出す。