研究課題
基盤研究(B)
不安障害やうつ病は、社会的に大きな課題であり、多くの人々に深刻な影響を与える精神疾患である。しかし、これらの疾患に関わる神経メカニズムは依然として十分に解明されていない。本研究では、ヒトと相同の脳構造を持つ霊長類モデルであるマカクザルを用いて、不安障害やうつ病に関連する「不安ネットワーク」の機能を詳細に解析し、その制御メカニズムを解明することを目指す。本研究により、不安障害やうつ病のメカニズム解明に貢献すると同時に、将来的には精神疾患研究における基盤研究となることを目指す。