ヒト肉腫オルガノイドを利用した薬剤スクリーニング技術の開発

• 研究課題/領域番号: 25K02423
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分47060:医療薬学関連
• 研究機関: 岡山大学
• 研究代表者: 宝田 剛志 岡山大学, 医歯薬学域, 教授 (30377428)
• 研究分担者: 戸口田 淳也 京都大学, iPS細胞研究所, 特定拠点教授 (40273502) ; 山中 聡士 愛媛大学, プロテオサイエンスセンター, 特定助教 (50853884)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円); 2027年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円); 2026年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円); 2025年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
• キーワード: ヒト多能性幹細胞

研究開始時の研究の概要

代表者は、ヒトiPS細胞より四肢の肢芽間葉系細胞を誘導する技術を開発し、肉腫の起源の候補となりうる正常な間葉系細胞を大量に調整する準備を整えた（宝田［責任著者］, Nature Biomedical Engineering, 2021）。そして、この技術を応用することで、各個人に由来する肉腫様組織（ヒト肉腫オルガノイド）を大量に調整することに近年成功した（未発表）。本研究では、開発したヒト肉腫オルガノイドを利用して、発症、進展、治療抵抗性クローン出現（再発）の各ステップに対する治療介入方法（=薬剤スクリーニング方法）を開発することを目指す。