研究課題
基盤研究(B)
当教室では複数の臨床講座と協力し、免疫療法の効果と免疫微小環境の関係性を解析している。消化管関連分野では、口腔癌と食道癌、胃癌、大腸癌での解析を進めつつある。免疫療法が開始された年度以降の症例で、原発病巣とリンパ節の病理検体を用いて、原発巣においてはTAM(SPP1の発現で単球由来と組織在住を区別可能、後述)の他、様々な種類のリンパ球やがん関連線維芽細胞を、リンパ節においてはLSMの多寡とCD169の発現を解析し、免疫療法の効果予測因子の探索に取り組む。