微生物叢ダイナミクスと不均一性から読み解く腸内微生物の病原性形質発現様式

• 研究課題/領域番号: 25K02491
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分49050:細菌学関連
• 研究機関: 千葉大学
• 研究代表者: 後藤 義幸 千葉大学, 真菌医学研究センター, 准教授 (10755523)
• 研究分担者: 高橋 弘喜 千葉大学, 真菌医学研究センター, 准教授 (60548460) ; 東樹 宏和 京都大学, 生命科学研究科, 教授 (60585024)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円); 2027年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円); 2026年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円); 2025年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
• キーワード: 腸内細菌 / 真菌

研究開始時の研究の概要

本研究では、申請者や研究分担者が確立してきた微生物学や免疫学的実験アプローチとデータサイエンスを融合し、生理的条件下における微生物の動態と形質発現機構を明らかにするために、1. 腸内細菌叢の時系列変化、2. 微生物間相互作用と腸管定着の仕組み、3. 微生物の不均一性、4. 病原性形質発現機序の解明を柱として、interkingdom（生物界間）コミュニケーションに着目した次世代型の腸内微生物研究を創生する。本研究で微生物ダイナミクスや機能発現を高解像度で解析することで、腸内微生物叢のゆらぎや、微生物の形質発現の仕組みについて、分子・細胞・個体レベルで明らかにする。