研究課題
基盤研究(B)
エンテロウイルスA71 (EV-A71)による中枢神経合併症を伴う手足口病の流行により、アジア太平洋地域を中心に多くの死者が報告されいてる。このウイルスの病原性を調べるために、申請者の研究室ではhSCARB2-tgマウスモデルを開発した。しかし、このモデル系では本来の感染経路である経口感染が成立しない。研究代表者は、hSCARB2-tgマウスに経口感染可能な「組換え強毒株」を発見した。本研究の目的は、この経口感染可能な株を基盤として効率的なEV-A71経口感染モデルを確立し、経口感染メカニズムを明らかにすることである。