研究課題
基盤研究(B)
本研究では、メラノーマなどのがん細胞で特異的に発現するLivinのE3ユビキチンリガーゼ活性を利用してがん細胞特異的に標的タンパク質を分解するLivin-SNIPERを開発する。Livinは正常組織・細胞で発現していないため、Livin-SNIPERは正常細胞ではタンパク質分解を誘導せず、有害作用も低いことが期待される。がん細胞特異的に標的タンパク質を分解するTPD技術は、安全性の高い抗がん剤を開発する新しい創薬技術となる可能性がある。