研究課題
基盤研究(B)
ヒトは、日々視覚、触覚や聴覚などの多感覚情報が共存する環境で生活し、世界の豊かさを実感すると共に、物を選んだり身体運動を制御するための生存に不可欠な情報を得ている。2000年代からfMRI(機能的磁気共鳴画像法)を中心とするヒト脳イメージング技術と解析手法の発達により、多感覚統合のマクロな脳機能の理解が深めた。本研究は、最新の7テスラ超高磁場レイヤーfMRI技術を駆使して、ヒトの大脳皮質層レベルにおいて視聴覚・視触覚・触聴覚統合の脳機能解明を通じて、多感覚統合の脳内情報処理機構の理解を目指している。