研究課題
基盤研究(B)
慢性痛と不安障害・うつ病の併発率が高いことはこれまでにも多く報告されており、慢性痛による不安・抑うつの亢進と不安障害・うつ病などの精神疾患との間には、情動の中枢である扁桃体を含む共通の脳内メカニズムがあることが推測される。本研究ではマウス扁桃体を可視化できる新規fMRI法を用いて、慢性痛モデルマウスにおいて扁桃体を含む全脳の機能的結合と不安行動の変化を計測し、機械学習を用いて慢性痛による不安行動変化に関与する機能的結合を検出することを目的とする。