研究課題
基盤研究(B)
本研究の目的は疾患の機序解明なども含めた基礎医学と臨床医学の両方に貢献できる手法を開発するために、動いている生体に対して動的X線エラストグラフィ法により高空間分解能で硬さ分布(弾性率画像)を3次元的に可視化する手法を実現することです。動いている生体の硬さの分布をX線エラストグラフィにより高空間分解能で評価可能となることで、例えば悪性腫瘍の周辺組織への浸潤に関する診断や手術対象範囲の評価などに貢献できると期待されます。さらに基礎医学および臨床医学的観点からの疾患の機序解明などに寄与できる と考えています。