均一な安定した細胞外小胞を用いた肝硬変に対する次世代治療の臨床展開への基盤研究

• 研究課題/領域番号: 25K02637
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分53010:消化器内科学関連
• 研究機関: 新潟大学
• 研究代表者: 寺井 崇二 新潟大学, 医歯学系, 教授 (00332809)
• 研究分担者: 田中 玲奈 (佐々木玲奈) 新潟大学, 医歯学系, 特任講師 (10870644) ; 吉田 智彰 新潟大学, 医歯学総合研究科, 特任助教 (11002395) ; 阿部 寛幸 新潟大学, 医歯学系, 助教 (50880168) ; 木村 成宏 新潟大学, 医歯学総合病院, 特任助教 (80838649)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円); 2027年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円); 2026年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円); 2025年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
• キーワード: 肝硬変 / 細胞外小胞

研究開始時の研究の概要

我々はこれまでに間葉系幹細胞がマクロファージを通して肝硬変を改善させること、間葉系幹細胞の効果機序の本体はその細胞外小胞に由来し、細胞外小胞がマクロファージへ作用することを報告し、その新規治療法の可能性を見出した。本研究では、マウスやサルの肝疾患モデルで細胞外小胞の有効性を実証することでProof of Conceptの確立を目指すとともに、改変型や不死化細胞由来細胞外小胞の効果・安全性も検証し、高い有効性と安全性、生産安定性を担保することで、世界に先駆けた細胞外小胞療法の実現化を目指したい。