糖尿病関連腎臓病における新規ミトコンドリアリモデリング機序の解明と治療法の開発

• 研究課題/領域番号: 25K02668
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分53040:腎臓内科学関連
• 研究機関: 岡山大学
• 研究代表者: 三瀬 広記 岡山大学, 医療開発領域, 研究准教授 (80807602)
• 研究分担者: 大西 康博 岡山大学, 医歯薬学域, 助教 (70867506) ; 菅原 亮佑 岡山大学, 大学病院, 医員 (10937262) ; 田原 稔久 岡山大学, 大学病院, 医員 (40989331)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円); 2027年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円); 2026年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円); 2025年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
• キーワード: 糖尿病関連腎臓病 / ミトコンドリア / 電子伝達系

研究開始時の研究の概要

糖尿病関連腎臓病(DKD)の糸球体ポドサイトにおけるミトコンドリアリモデリングの機序は明らかにされてきている一方で、近位尿細管におけるミトコンドリアリモデリングの機序は十分解明されていない。本研究では、間質の線維化に寄与する近位尿細管におけるミトコンドリアリモデリングの機序を解明するために、電子伝達系に注目して解析を行う。特に酸化ストレスへの寄与度の大きい呼吸鎖複合体Iやそのassembly factorを治療標的として、オミクス解析、メタボローム解析、BN-PAGEやクライオ電子顕微鏡などを組み合わせることで新たなDKD進展機序を解明し、創薬化へ繋げる。