宿主代謝恒常性に寄与する腸内細菌の作用機序解明

• 研究課題/領域番号: 25K02703
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分54040:代謝および内分泌学関連
• 研究機関: 慶應義塾大学
• 研究代表者: 田之上 大 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (60732972)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円); 2028年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円); 2027年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円); 2026年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2025年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
• キーワード: 腸内細菌 / 代謝 / 宿主代謝系

研究開始時の研究の概要

昨今のマイクロバイオータ研究の進展に伴い腸内常在菌による宿主生理機能へ及ぼす影響について理解が進んできたが、宿主代謝系への作用については未だ解明されていない部分が多い。本研究では宿主の代謝的恒常性維持に寄与する腸内細菌を同定しその作用機序を細胞生物学的並びに細菌学的側面から理解することを目的とし、腸内細菌種と食餌組成の組み合わせが宿主脂肪細胞や代謝系へ与える影響を検討するとともに細菌側責任遺伝子と代謝産物を特定する。さらにはその細菌株による代謝的健常性へ及ぼす影響をマウス肥満モデルや健康寿命を解析することで検討する。