慢性疼痛形成の新規機序解明 - 中枢神経CRACチャネルの役割

• 研究課題/領域番号: 25K02734
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分55050:麻酔科学関連
• 研究機関: 大阪公立大学
• 研究代表者: 森 隆 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 教授 (00336786)
• 研究分担者: 堀 耕太郎 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 講師 (60735827) ; 辻川 翔吾 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 講師 (00824301)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2030-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円); 2029年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2028年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2027年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
• キーワード: カルシウム / 疼痛

研究開始時の研究の概要

慢性疼痛はその形成機序に不明な点が多いため治療開発が未だ不十分である。その主要な機序の一つとして中枢神経系でのカルシウムシグナルが挙げられるが、中でもCalcium-release activated calcium (CRAC) チャネルを介したシグナルが慢性疼痛形成に重要である可能性が示唆される。本研究の目的は中枢神経細胞のCRACチャネルを特異的にノックアウトしたマウスを主に用いて慢性疼痛の機序を明らかにする事で、慢性疼痛の新たな治療戦略に貢献する事である。