研究課題
基盤研究(B)
研究代表者は、感覚神経の軸索変性を長期にわたり顕微鏡観察できる有髄性感覚神経オルガノイドと、感覚神経の各線維を蛍光標識し、神経活動や遺伝子発現の変化を解析できるex vivo 実験系を独自に開発した。本研究では複数の多発ニューロパチーモデルマウスに本システムを適用し、脱髄誘導プロセスにおける 1) 感覚神経の退縮・変性のタイムラプス解析、2) Aβ、Aδ、C線維ごとの活動変化の可視化・解析、3)RNAシーケンス解析を行う。これにより、複数のモデルに共通する脱髄に起因した基幹病態プロセスを探索する。