脊柱靱帯骨化症における新たなバイオマーカーと病態の解明、治療薬の創出

• 研究課題/領域番号: 25K02755
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分56020:整形外科学関連
• 研究機関: 東京科学大学
• 研究代表者: 吉井 俊貴 東京科学大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (50583754)
• 研究分担者: 平井 高志 東京科学大学, 大学院医歯学総合研究科, 准教授 (40510350) ; 江川 聡 東京科学大学, 大学院医歯学総合研究科, 寄附講座講師 (90934943)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円); 2027年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円); 2026年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円); 2025年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
• キーワード: 脊柱靱帯骨化症 / 異所性骨化

研究開始時の研究の概要

本研究では、ある酵素に着目し、実験動物を用いて異所性骨化を惹起し、その機序を筋芽細胞にて解明する。同様に実験動物の脊柱靱帯にも異所性骨化を誘発し、脊柱靱帯骨化症モデルの確立を目指す。また実際の脊柱靱帯骨化症との関連を証明するために、靱帯骨化症患者の血液サンプルから酵素の発現量などを解析し、肥満や糖尿病など骨化症の危険因子とされている項目との相関を調べる。さらに本酵素に関わる機序をブロックすることで治療薬の抄出を目指す。