研究課題
基盤研究(B)
全脊柱MRIと全脊柱立位X線を軸とする大規模住民コホートWakayama Spine Studyにおいて17年目の追跡調査を実施し、腰曲がりのデータベースを完成させる。腰曲がりの発生率と自然経過、臨床症状への影響を評価すると共に、脊椎主要4疾患(椎間板変性、骨粗鬆症性椎体骨折、傍脊柱筋変性、腰部脊柱管狭窄)の相互作用と重積による腰曲がりの発生ならびに進行との因果関係をバイオマーカー解析も行うことで作用機序も含めて詳細に解明する。本研究により何故腰が曲がるのかを解明することで、年を取れば腰が曲がるのは当然という常識に一石を投じ、腰曲がりの有効な予防法開発へと発展させることが可能となる。