IgA抗体を用いた腸内細菌叢制御による新規進行前立腺癌治療の開発

• 研究課題/領域番号: 25K02770
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分56030:泌尿器科学関連
• 研究機関: 秋田大学
• 研究代表者: 成田 伸太郎 秋田大学, 医学系研究科, 准教授 (40396552)
• 研究分担者: 佐藤 博美 秋田大学, 医学系研究科, 助教 (40846614) ; 新藏 礼子 東京大学, 定量生命科学研究所, 教授 (50362471)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円); 2027年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円); 2026年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円); 2025年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
• キーワード: 前立腺癌 / 腸内細菌 / IgA

研究開始時の研究の概要

我々はこれまでの研究から、高脂肪食や肥満下の前立腺癌増悪進展に関わる腸内細菌や去勢早期からテストステロン産生を促す腸内細菌など、進行前立腺癌における悪玉腸内細菌を同定してきた。本試験では分担研究者が開発を進めているdysbiosisを改善させるマウスIgA抗体投与を用い腸内細菌叢を正常化させることによる進行前立腺癌の全く新しい治療ストラテジを検証することを目的とする。