加齢性難聴における水素ガスの予防効果とその分子機構の解明

• 研究課題/領域番号: 25K02790
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分56050:耳鼻咽喉科学関連
• 研究機関: 愛媛大学
• 研究代表者: 羽藤 直人 愛媛大学, 医学系研究科, 教授 (60284410)
• 研究分担者: 茂木 正樹 愛媛大学, 医学系研究科, 教授 (20363236) ; 寺岡 正人 愛媛大学, 医学部附属病院, 講師 (40444749) ; 三宅 吉博 愛媛大学, 医学系研究科, 教授 (50330246) ; 伊賀瀬 道也 愛媛大学, 医学系研究科, 寄附講座教授 (90314955)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2030-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円); 2029年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円); 2028年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円); 2027年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円); 2026年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2025年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
• キーワード: 加齢性難聴 / 水素ガス / 分子状水素 / 腸内細菌 / 愛大コーホート研究

研究開始時の研究の概要

本研究では、慢性に進行する加齢性難聴への水素ガス投与の有効性と安全性を、加齢性難聴マウスを用いた基礎研究と、高齢健聴者への水素投与による長期介入研究で検証する。また、腸内細菌の水素ガス産生能が高ければ加齢性難聴の進行を予防できるという仮説を立証するため、一般住民を対象とした愛大コーホート研究約1万人の参加者の呼気中水素濃度を測定し、加齢性難聴との関連を探る。将来的には、高性能安価な水素吸入器の開発、水素を高産生する腸内細菌叢育成のプロジェクトに繋げる。