東南・南アジアにおける気候正義：ベトナムとネパール山岳地帯での気候変動の健康影響

• 研究課題/領域番号: 25K02889
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
• 研究機関: 広島大学
• 研究代表者: 鹿嶋 小緒里 広島大学, IDEC国際連携機構:PHIS, 准教授 (30581699)
• 研究分担者: 新福 洋子 広島大学, 医系科学研究科(保), 教授 (00633421) ; JOSHI NIRAJ 広島大学, IDEC国際連携機構:CEPEAS, 准教授 (20732275)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円); 2028年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円); 2027年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円); 2026年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円); 2025年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
• キーワード: 気候変動 / 健康影響 / 気候正義 / プラネタリーヘルス / 疫学

研究開始時の研究の概要

我々の日々の生活は気候変動に関係している。しかし、その気候変動による健康影響は世界で不均衡に起きており、これらは「気候正義」の観点からの考察が必要である。しかし、気候変動に特に脆弱な地域は経済政策から取り残され、アクセスの困難性も重なり、真の実態はまだ明らかでない。そこで、本研究は気候変動に特に脆弱である東南・南アジアのベトナムとネパールの山岳地域を対象とし気候変動による水資源および人への健康影響の評価を実施し、対象地域住民の方と対策を議論・提案していく。本研究は3つ（人、自然、社会）の「健康」をとらえる「プラネタリーヘルス」フレームワークを取り組む。