研究課題
基盤研究(B)
炎症性腸疾患では、患者のQOL向上のための最優先研究課題に疲労感管理が挙げられている。まだ疲労への介入研究は多くないが、対面での心理療法等で効果が示されている。しかし実臨床での実装にはマンパワーの課題がある。そこで我々は、ICT活用を組み入れた疲労感管理プログラム開発を目的に 2022-2024年度助成(課題番号22K10893)を受け疲労の実態、関連要因、疲労感管理プログラムへのニーズを調査後、介入コンテンツの一部を小規模に実施した。次の段階として今回は、寛解期炎症性腸疾患患者を対象に既存アプリを併用した疲労感管理プログラムの効果を評価し、受容性や効果に関連する要因を探索する。