研究課題
基盤研究(B)
骨格筋の硬さ(筋スティフネス)は、アスリートのパフォーマンスや怪我の受傷に関与する重要な特性の一つであるが、その個人差を規定するメカニズムは明らかとなっていない。本研究は、筋スティフネスに対する網羅的なゲノム解析により同定された遺伝子“Von Willebrand Factor A Domain Containing 5A (VWA5A)”に着目し、筋スティフネスに何故個人差が生じるのかという問いに迫る。具体的には、骨格筋組織においてVWA5Aが発現・局在する細胞種を同定し、VWA5Aが筋細胞外マトリクスの適応や筋スティフネスの個人差に関与しているのか否かを明らかにすることを目指す。