研究課題
基盤研究(B)
ヒト体内時計調節への食・栄養の有効性については研究が不十分である。本研究では、これまでの細胞・マウスを用いた基礎研究をベースに、食事管理アプリを用いた栄養疫学研究、臨床介入試験を組み合わせたトランスレーショナル研究を推進し、食・栄養によるヒト体内時計調節のエビデンス創出を目指す。特に、ヒト体内時計が朝食によっていかに調節されるのかを検討する介入試験を確立し、その手法を用いて朝食の量や内容に着目した検討を行うことを目的とする。本研究により、生活リズム調節だけでなく健康・ウェルビーイングの維持に効果的な食事を提案することが可能になり、時間栄養学の臨床応用がより一層加速されることが期待できる。