研究課題
基盤研究(B)
既知の生活習慣因子だけでは説明しきれない糖・脂質代謝異常などの成因を明らかにし、新たな予防法を開発するため、血中に存在する脂質が生理活性物質たる可能性に注目する。脂質をリピドーム(脂質総体)として網羅的かつ詳細に捉える分析技術(網羅的リピドミクス)を導入して、一般人集団750名の疫学研究基盤を構築する。そしてデータを解析して、血中リピドームと糖・脂質代謝異常や近縁疾病(脂肪肝、腎臓病)の関連を探索する。