研究課題
基盤研究(B)
研究では,(A)複雑な予測モデルにおける厳密な事後分布形状の解明と,その結果を利用して(B)既存の事後分布近似手法の実用的な評価を目指す.特にニューラルネットを対象とし,恣意的な仮定や近似,および計算時間制約などを排して数週間スパンの計算にも取り組むことで,既存研究より遥かに高精度な事後分布を描写する.得られた厳密な事後分布を正解データとして既存の近似手法の定量的評価などにも利用することで,既存の不確実性評価を一新し,より現実的な視点とベンチマークを提供する.また,(C)その計算結果を一般にも広く公開する.