研究課題
基盤研究(B)
安全性と利便性を兼ね備えた新しい公衆無線LANとして、CityroamやOpenRoamingなどが普及してきている。従来の公衆無線LANと異なり、ローミング基盤では多数の通信事業者が相互にサービスを提供するため、利用者の行動や属性の解析や、事前の許諾の取得、事業者間のデータ連携、都市計画のためのデータ利用などが難しい問題があった。本研究では、(1) 利用許諾や属性情報を事業者間で安全に共有するための技術、(2) 機内や船舶、被災地のようにネットワークが一時的に途絶するような環境でも必要な属性値を利用できるようにする技術、(3) 行動分析データを安全に集約する技術を開発する。