研究課題
基盤研究(B)
本研究は、撮像デバイスの利便性を活かしつつ、個人のプライバシーを保護しながら有用なデータを選択的に取得するセンシング技術の確立を目的とする。RGBおよびRGB-Dカメラを用い、不要な情報の取得を未然に防ぎ、必要な情報のみを撮像する技術を開発する。さらに、撮像データに対するプライバシー評価手法と、対照学習による高精度な認識モデルを構築し、これらを統合したリアルタイム処理可能なエッジAIシステムを実装する。家庭内や観光地などを対象に実証実験を行い、安全で信頼性の高い撮像技術の社会実装と普及に貢献することを目指す。