研究課題
基盤研究(B)
我が国のディスプレイ産業復興を目指し、XR装置の実装を推進するため、「小型化」と「100%光学スループット」を実現する幾何学位相光回折素子の研究開発を行う。本研究では、耐環境性に優れる光配向性高分子液晶を活用し、幾何学位相回折格子(GPG)、幾何学位相レンズ(GPL)、その複合型であるハイブリッド幾何学位相レンズ(HGPL)を開発してきた。これを基に、色収差を補正したアクロマティックHGPL(AHGPL)を創生し、高効率・小型の白色空中映像装置を実現する。さらに、遺伝的アルゴリズムによる波面収差補正を活用し、XRデバイスへの応用を拡大する。