研究課題
基盤研究(B)
本研究課題では、〈弱いロボット〉の概念を発展させ、人とロボットとの間で「コンヴィヴィアルなかかわり」(=お互いの主体性や創造性を奪わない程度にゆるく依存しあう、自立共生的かつ共愉的なかかわり)を生み出すためのデザイン指針を明らかにする。また、これらのデザイン指針に対して、いくつかのプロトタイプによる概念実証(PoC)を進めるとともに、(a)運転支援システムとドライバーとのインタラクション、(b)パーソナルなロボットとのインタラクションデザイン、(c)子どもと生成AIとの間で生み出す協働的な学習環境のデザインなどの広範な領域にも展開し、「コンヴィヴィアル・ロボティクス」として一般化する。