ビッグデータ活用による観光危機管理:観光レジリエンスと訪日外国人避難行動分析

• 研究課題/領域番号: 25K03366
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分80020:観光学関連
• 研究機関: 群馬大学
• 研究代表者: CHOI SUNKYUNG 群馬大学, 大学院理工学府, 講師 (40814116)
• 研究分担者: 李 漢洙 広島大学, IDEC国際連携機構:PHIS, 教授 (10535082) ; バルケズ アルビンCG 東京科学大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (30754783) ; 岡本 直久 筑波大学, システム情報系, 教授 (70242295) ; 杉下 佳辰 東京科学大学, 環境・社会理工学院, 助教 (70845263) ; 力石 真 広島大学, 先進理工系科学研究科(国), 教授 (90585845)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2030-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円); 2029年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2028年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2027年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円); 2026年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円); 2025年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
• キーワード: 観光危機管理 / 観光レジリエンス / 訪日外国人観光客 / ビッグデータ解析 / 交通観光政策

研究開始時の研究の概要

近年,訪日外国人が急増する一方で,自然災害による被害が観光地で発生しており,訪日外国人に対する観光危機管理の重要性が高まっている.しかし,適切な情報提供や避難誘導が十分に行われておらず,対策は十分とは言えない.本研究では,観光都市を対象に,自治体・DMO・交通・観光産業等へのヒアリング調査と海外先進事例の分析を通じて現状と課題を明らかにし,観光レジリエンスの指標を開発する.さらに,観光地の災害リスク評価とビッグデータ解析により把握した訪日外国人の特性を反映した避難行動シミュレーションを構築し,観光危機管理政策の効果を検証する.交通・観光・防災・データサイエンスを融合した独創的な研究である.