マウスを用いた発達障害の予測・推定障害の基盤解明

• 研究課題/領域番号: 25K03429
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分90030:認知科学関連
• 研究機関: 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所)
• 研究代表者: 和田 真 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所 脳機能系障害研究部, 研究室長 (20407331)
• 研究分担者: 高野 弘二 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所 脳機能系障害研究部, 主任研究官 (00510588) ; 篠田 陽 東京薬科大学, 薬学部, 准教授 (80403096)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2030-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円); 2029年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円); 2028年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円); 2027年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円); 2026年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円); 2025年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
• キーワード: 予測 / 推定 / マウス / 自閉スペクトラム症 / 発達障害

研究開始時の研究の概要

自閉スペクトラム症（Autism Spectrum Disorder, ASD）者でみられる身体知覚の非定型性など感覚運動の特徴の背景には、hypo-prior仮説で説明される予測/推定の障害があると考えられる。ヒトでの心理物理実験による検証は、申請者のものを含めて報告があるものの、その神経基盤は明らかではない。本課題では、申請者が開発したマウスの時間課題等を用いて、ASDにおけるhypo-prior仮説を検証、ヒトで可能性が示唆された服薬の影響をマウスのモデルで明らかにする。さらに生理学的手法で神経基盤を明らかにし、介入の可能性を示す。