立位CTを用いた重力下での人体の解析と未来医療への応用

• 研究課題/領域番号: 25K03440
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分90110:生体医工学関連
• 研究機関: 慶應義塾大学
• 研究代表者: 陣崎 雅弘 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (80216259)
• 研究分担者: 井上 政則 藤田医科大学, 医学部, 教授 (30338157) ; 田村 謙太郎 藤田医科大学, 医学部, 講師 (00528143) ; 小熊 航平 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (70973494) ; 米内 俊祐 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 量子医科学研究所 物理工学部, グループリーダー (00415431) ; 稲庭 拓 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 量子医科学研究所 物理工学部, グループリーダー (10446536) ; 山田 祥岳 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (60383791) ; 稲本 陽子 藤田医科大学, 保健学研究科, 教授 (70612547) ; 武田 篤也 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (80296699) ; 山田 稔 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任准教授 (60365434) ; 横山 陽一 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (20936744) ; 田中 伸之 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (60445244) ; 名倉 武雄 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任教授 (90306746)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 25,740千円 (直接経費: 19,800千円、間接経費: 5,940千円); 2028年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2027年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円); 2025年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
• キーワード: 健康長寿 / 機能性疾患 / 姿勢 / フレイル / 放射線治療

研究開始時の研究の概要

これまでの医療の主な診断対象は生命寿命を規定する器質的疾患であったが、今後、機能性疾患を対象とした健康寿命の延伸の為の医療が重要になる。立位CTの導入により、姿勢・骨盤底の緩み・筋肉量など身体的フレイルの評価、立位で増悪する腰痛の診断・膝関節異常の早期発見・嚥下機能や排尿機能の評価など機能性障害の病態解明や早期診断が可能になる。また、放射線治療を座位の状態で行えればコストや設置面積を大幅に縮小できる。今回は、立位・座位で評価可能な人体の構造・機能を解明し、それに基づき、①身体的フレイルの評価、②機能性障害の病態解明と早期診断、③座位放射線治療の実現、の新たな診断・治療への有効性を明らかにする。