研究課題
基盤研究(B)
心臓内の「場」に適した細胞を効率的に作製し、移植後の生着率が高く長期間機能を発揮する再生医療を経済的に実現するための技術開発を目標に、以下の目的に沿って研究を行う。1.胎生期の心臓内領域特異的遺伝子を制御するエンハンサーの活性化機構の解明。2.多能性幹細胞のエピゲノム編集による領域特異的心筋細胞分化誘導法の確立。3.細胞どうしの接着により心筋保護・再生因子を発現させる人工Notch受容体の作製。4.安価で無毒な小分子に応答する人工受容体を発現する心筋細胞の移植治療効果の評価。研究成果は、心臓以外の臓器再生にも応用可能で汎用性が高く持続可能な次世代型再生療法の基盤技術になると期待出来る。