研究課題
基盤研究(B)
身体測定は、医療行為であるが、点滴や気管挿管等による呼吸循環管理を受けている病的新生児にとっては、極めて強い侵襲的な行為でもある。身体測定中に、児の呼吸・循環動態に変化をもたらし頭蓋内出血や肺出血を起こし、生命の危機に瀕することもある。そこで、本研究は、気管チューブを装着したままの状態で、保育器の外からデプスカメラで新生児を撮影し、児に触れること無く正確な身体測定を行う非接触型身体測定技術を確立する。AIと三次元点群処理技術を活用した非接触新生児身体測定を高精度で実現し、精度、安全性、労働力軽減の面で従来の手作業による方法に対して優位性を明確にする。