超音波応答マイクロバブルを用いた浸潤性膀胱癌に対する新規治療の開発

• 研究課題/領域番号: 25K03485
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分90130:医用システム関連; 小区分90140:医療技術評価学関連; 合同審査対象区分:小区分90130:医用システム関連、小区分90140:医療技術評価学関連
• 研究機関: 国際医療福祉大学
• 研究代表者: 川合 剛人 国際医療福祉大学, 国際医療福祉大学市川病院, 教授 (60343133)
• 研究分担者: 丸山 一雄 帝京大学, 薬学部, 特任教授 (30130040) ; 中川 徹 帝京大学, 医学部, 教授 (40591730)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 11,310千円 (直接経費: 8,700千円、間接経費: 2,610千円); 2027年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円); 2026年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円); 2025年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
• キーワード: マイクロバブル / 膀胱癌 / 超音波

研究開始時の研究の概要

同所移植筋層浸潤性膀胱癌マウスモデルに対して、抗癌剤（ゲムシタビン＋シスプラチン）とTBを共投与し、超音波診断装置を用いて低強度な超音波を照射して、抗癌剤の送達量増加と治療効果を評価し、最適な超音波周波数、強度、照射時間等のパラメーターを求め、BUS-DDSを利用した筋層浸潤性膀胱癌に対する治療モデルを作成する。さらにこの技術を発展させ、筋層浸潤性膀胱癌の全身化学療法を施行する際にBUS-DDSを併用し、抗癌剤とTBの共投与後に膀胱癌部位に超音波照射することによって、抗癌剤の全身副作用を増強させずに、膀胱の局所病変への送達量増加による治療効果の向上を目指す。