研究課題
基盤研究(B)
これまでに微小気泡の一つとして開発してきた超音波診断造影、および遺伝子・核酸導入に有用なツールとなるナノバブルの調製において、実用化を見据えてマイクロ流体技術を利用するほか、核酸導入の効率化に伴う治療効果の増強、炎症制御による増悪抑制の両者を可能とする新規ナノバブルの開発を目指す。さらに併用する超音波として、低周波数かつ脳組織深部へ集束可能なものを使用し、それを経頭蓋的に照射することで、脳内疾患部位へのピンポイントな核酸導入を試み、中枢神経系疾患の新規核酸治療システムの基盤構築に繋げる。