研究課題
基盤研究(C)
本研究は、エトムント・フッサールが創設した現象学という思想における準現在の諸経験(空想、像意識、想起、等々)を検討し、これらの経験に介在する情動的な契機(感情、印象、情緒、情動性、等々)を考察する。そしてこの情動的な諸現象の性質と特徴を明らかにした後、これらの現象学の他の人間科学(倫理学、社会学、教育学、等々)への学際的な応用可能性を考察することが研究の概要である。