映画を中心とした視覚文化の分析を通じた近代天皇(制)の表象研究

• 研究課題/領域番号: 25K03708
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分01060:美術史関連
• 研究機関: 玉川大学
• 研究代表者: 紙屋 牧子 玉川大学, 芸術学部, 非常勤講師 (20571087)
• 研究分担者: 高木 博志 公益財団法人古代学協会, その他部局等, 客員研究員 (30202146)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2027年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2025年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
• キーワード: 映画学 / 表象文化論 / 視覚文化 / メディア / 天皇制

研究開始時の研究の概要

映画を中心とした視覚文化が近代天皇（制）の成立に果たした役割について明らかにするために、（1)本研究が射程とする時代の映画フィルムおよび関連する文献資料を所蔵する国内外のアーカイブにおける調査を実施し、(2)対象となり得る映画の情報や資料の収集をおこない、（3)それら関連作品の総体を把握したうえで個々の作品とその時代的背景を考察する。（4)そのうえで、近代化・現代化を目指した皇室と大衆文化としての映画との影響関係にくわえ、歴史化されていない文化事象を明らかにすることを目指す。