研究課題
基盤研究(C)
美術鋳造における鋳型制作法である「真土」による「込め型」は日本独自の発展を遂げ、伝統的な優れた技術として申請者の所属する東京藝術大学鋳金研究室で継承されてきた。またローコストで環境負荷が少ないでため再評価されるべき技術といえる。しかし、難易度が高いため、次世代への継承が危惧される。本研究は、複雑な寄せ型を駆使して原型を込め 抜く「込め型」の鋳型設計を 3Dモデルによってデジタルアーカイブして、技術継承と創造的な鋳造表現に寄与しようとするものである。