『現代詩手帖』を中心とする1970年代日本現代詩雑誌研究

• 研究課題/領域番号: 25K03823
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分02010:日本文学関連
• 研究機関: 愛知県立大学
• 研究代表者: 宮崎 真素美 愛知県立大学, 日本文化学部, 教授 (50249281)
• 研究分担者: 加藤 邦彦 駒澤大学, 文学部, 教授 (30350383) ; 疋田 雅昭 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (70469477)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2027年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: 現代詩手帖 / 1970年代 / 思潮社 / 詩と思想 / ユリイカ

研究開始時の研究の概要

『現代詩手帖』を対象として、1970年代における日本の「現代詩」概念の形成および雑誌メディアの力学を、第2次『ユリイカ』、『詩と思想』などの同時代に刊行された後続する詩雑誌との関係から考究する。
各誌の執筆者一覧・特集一覧を年代ごとに作成し、詩作品、時評、詩論、編集後記を精査、各誌を同時に検討することで、各誌の執筆者の傾向や特徴を確認する。上記をとおして、ある雑誌に掲載された時評やそこで組まれた特集が他誌の動向にどのような影響を与えているか、「現代詩」という概念の形成において雑誌メディアがどう関わっているか、詩の動向や詩以外の雑誌、文化・社会動向にも注目し、1970年代を広い視野から考える。