研究課題/領域番号 |
25K03856
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02010:日本文学関連
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研究機関 | 佛教大学 |
研究代表者 |
新稲 法子 佛教大学, 公私立大学の部局等, 非常勤講師 (40725230)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2027年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 含翠堂 / 土橋友直 / 平野郷 / 学問所 / 漢詩 |
研究開始時の研究の概要 |
含翠堂は摂津国平野郷で町人によって設立された民間の学問所である。地域に学問を広めただけでなく、飢饉に際して救済事業を行ったことが注目されている。 平野郷では中世より連歌が盛んで、文学研究では連歌がとりあげられてきたが、含翠堂で講義されたのは主に儒学であることから、人々は漢詩を詠んだはずである。漢詩は社会の問題に対する志を表現する傾向の強い文学であり、飢饉の際は行動を起こした含翠堂の性格も、連歌ではなく漢詩に色濃く表れていよう。 含翠堂の史料は目録等が作られてから半世紀が経っており、漢詩関係の整理分類は不十分な点がある。本研究ではこの史料を調査し直すことから始め、含翠堂の漢文学の様相を明らかにする。
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