うつほ物語・源氏物語の後宮設定の研究―皇妃の入内や内裏居住の問題を中心に―

• 研究課題/領域番号: 25K03872
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分02010:日本文学関連
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 栗本 賀世子 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (80779661)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2030-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2029年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2028年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2027年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
• キーワード: 源氏物語 / うつほ物語 / 後宮 / 入内 / 后妃

研究開始時の研究の概要

本研究では、『うつほ物語』や『源氏物語』などの平安時代の物語によく描かれる天皇・皇太子の後宮の描かれ方について、史上の後宮と比較しながら考察する。特に后妃の「入内」(后妃が天皇・東宮と結婚しその後宮に初めて入ること)や内裏の住まいの問題について重点的に扱う。物語の素材となった史上の出来事を見出すこと、また一方で史実から乖離した物語独特の描かれ方を解明することを目指す。