風刺喜劇における他者としての女性表象の変遷

• 研究課題/領域番号: 25K03913
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分02030:英文学および英語圏文学関連
• 研究機関: 立教大学
• 研究代表者: 岩田 美喜 立教大学, 文学部, 教授 (50361051)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2028年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2027年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: イギリス演劇 / 女性表象 / 風刺文学 / ジェンダー論

研究開始時の研究の概要

本研究は、初期近代から近代にいたるイギリス風刺喜劇を幅広く渉猟し、そこで風刺対象とされている女性たちの表象を分析することで、彼女たちがどのように他者化されているのか、またその他者化のありようは時代とともにどのような変化を遂げるのか（あるいは遂げないのか）を検討するものである。男性作家の風刺喜劇に描かれる女性は、男性のペンによって声を奪われている一般的な理解のもう一歩先を目指し、「風刺喜劇における女性表象の系譜学」の可能性を探るのが、本研究の目的である。